ワードエクセルが快適に動くパソコンのメモリとストレージ容量は?【2023年最新】

公開日:2021年10月25日 / 最終更新日:2023年6月26日

ワード・エクセルくらいが快適に動くスペックは・・・?

ワードエクセルを快適に

こんにちは。渋谷パソコン修理ジェット便の石松です。私はよく「ワード・エクセル(Microsoft Office)が快適に動く最低限のパソコンの容量はどれくらいですか?」という質問をいただきます。そうした質問をいただいた際には、考え方は色々ですが、私は「メモリ8GB、SSD256GB」と答えています。メモリもSSDもどちらも、単位がギガなのでややこしいですが、おおざっぱに、メモリはアプリやウインドウを開いておける容量SSDはデータを保存できる容量です。

メモリ・・・アプリやウインドウを開いておける作業場のようなもの。容量が大きいとアプリやウインドウをたくさん開いても処理落ちしない。例えばGoogle Chromeで開いているタブが多いとリアルタイムに使用容量がどんどん増えていきます。ノートだと4GB~32GBが多いです。

SSD・・・データを保存できる媒体です。この容量が動画や音楽などのデータを保存できる限界値になります。一般的に128GB~2TBが多いです。最近は8TBなどもありますがまだまだ高額です。iPhoneなどのスマホで128GBなどと言っている部分がこれに当たります。

今は数年前に比べてSSDが大変安くなりました。一昔前はまだまだ高価だったので、SSDよりもハードディスクを搭載したパソコンが多かったですが、今はSSD搭載パソコンが増えています。SSDはハードディスクよりもスピードが10倍から100倍速いです。メモリ8GB、SSD256GBという条件を満たすパソコンは安くて5万円台くらいから、メモリ16GB、SSD512GBという条件を満たすパソコンは7万円台から購入できます。(2023年6月現在)

↓今は7万円台でメモリ16GB、SSD512GB搭載のパソコンが買えます。
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さて、逆に5万以内ですと、メモリ4GB、SSD128GBなどのパソコンが選択肢としてあります。中にはメモリ4GB、SSD64GBというものも・・・。が、これらはあまりオススメできません。というかメモリ4GB、SSD128GBのパソコンは絶対に買ってはいけません。理由は、ワード・エクセル(Microsoft Office)を開いただけでも重くなってしまうことや、保存容量の半分ほどがOSやアプリケーションで使われてしまって、実際に保存できる容量が思ったよりも少なくなってしまうからです。SSD容量128GBのパソコンを買っても、もし、ワード・エクセル(Microsoft Office)の他に、AdobeのPhotoshopやillustratorなどを一式入れると、実際に保存で使える容量は10GB以下になってしまうなんてこともあります。

最低限メモリ8GB、SSD256GBは確保しましょう、2023年以降はメモリ16GB、SSD500GB

メモリ8GB、SSD256GBは確保しよう

パソコンで作業をする上で、最低限必要なスペックはメモリ8GB、SSD256GBです。これ以下だと、ワード・エクセルもきついでしょう。理想はメモリ16GB、SSDは500GBまたは1TBです。これくらいのスペックがあれば、ワード・エクセル、Google Chromeなどのブラウザ閲覧、Youtube再生などの日常的な使用で困ることはほとんどありません。意外とGoogle Chromeなどのウェブブラウザが、かなりのメモリ量を消費しますが、メモリが多いとたくさんのタブを開いていてもパソコンが重くなることがありません。リモート需要も下がってきてパソコンがどんどん安くなっていますので、2023年はメモリ16GB、SSD500GB以上を狙いましょう。

今後を見据えるとメモリが16GBのパソコンを購入するのがオススメです

今後を見据えるとメモリは16GBがオススメです

実はパソコンの進化に合わせて、OSやソフトウェアも進化しています。20年ほど前Windows XPの時代には256MB(メガバイトです!)でオフィスが動いていたのです。これからパソコンが進化していくことを考えると、快適に動作するための条件は徐々にですが上がっていきます。今は8GBで快適に動いているオフィスも、3年後には重くなっている可能性が非常に高いのです。実際に16GBあってよかったと思う機会は増えてきています。ですので、将来を見据えたら、当ブログでは16GBのパソコンを推奨します。保存容量に関しては後から外付けで追加もできますが、メモリは後から追加はできないことが多いので注意しましょう。

まとめ

新規パソコンを購入の際のスペックはメモリ8GB、SSD256GBを最低現確保しましょう。ワード・エクセルくらいであれば快適に動きます。それ以上あれば、なお良しです。メモリ8GB、SSD256GBのノートパソコンは5万円台から買えます。7万円台からはメモリ16GB、SSD512GBのノートパソコンも狙えます。最近はGoogle Chromeなどのブラウザがメモリ容量を使用します。ワード・エクセル+快適なブラウジングにはメモリ16GB、SSD500GBのパソコンをオススメします。メモリ8GBのパソコンは今はよくても、数年後には厳しくなっているかもしれません。ぜひ色々調べてみてください。

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